先日、性教育の本を読みました。
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大事なのは思春期までに親がおうちで色々伝えておくこと。
まず教えたい・教えやすそうと思ったのが、プライベートパーツのこと。
子供はだんだん、自分や他人の体に興味を持ってきます。
わが家の娘も、ついに「おちんちん」とか言い出しました^^;
『おうち性教育はじめます』では、プライベートパーツについて、
他人が(親であっても)勝手に触ったり触らせたり見ようとしたり見せたりしてはいけない部分
と説明されていました。
具体的には、口・胸・性器・おしり。
人のいのちに直接関わる場所だからだそうです。
からだの内部につながり
妊娠・出産・性愛・生命に関わる部分
と書かれていて、納得。
なんとなく恥ずかしい部分、いやらしい部分というイメージがありましたが、違うんですよね。
自分だけの場所で、大切に扱うこと。
見ようとされたり触られそうになったら拒否して逃げること。
を教えることが大事なんだとか。
子供がかわいくて、ついついおしりとか口とか触ってしまいたくなるのですが……。
とんがっている唇がかわいい><
お世話や介護以外でふざけて触るのはNG!
だそうです……。
親でも勝手に触らない、という線引きが大事。
プライベートパーツを触る行為が「好き」の表現だと思ってしまうと、無邪気にお友達にもやってしまうからです。
やる方は無邪気でも、やられた方はとっても傷ついてしまうこともある。
子供を加害者にしてしまうかもしれません。
ここは気をつけたいところだなと思いました。
ということで、プライベートパーツを伝えるために、絵本を読んでみました。
まず読んだのは、『いいタッチわるいタッチ』。
水着で隠れる場所は自分だけの場所。
触ったり触らせたりしないよ、と伝えてくれる本です。
たたいたりくすぐったり、人がいやがるタッチはわるいタッチ。
「いや」と思ったら拒否していいこと。
親や祖父母、信頼できる人と手をつないだり、頭をなでられたり、「うれしい」と思うタッチはいいタッチだよ、ということも描かれています。
巻末には親向けの解説も載っています。
プライベートゾーンや人との距離感・接し方を伝えたい時におすすめの絵本です。
もうひとつは、『わたしのはなし』。
自分の体を守れるのは自分。
勝手に触られそうになったり、連れて行かれそうになったら、「やめて」と大きな声で拒否すること。
あったことを大人に伝えること。
自分の体を自分で大事にすることや、防犯について伝えたい時にいい本だと思いました。
突然、触られそうになったりしたら、どうしていいかわからないですもんね。
実際にはとても難しいことだけど、
・拒否してもいい
・大人にあったことを話す
という知識を知っておくことは大事だと思いました。
はじめての性教育として読んだ2冊の絵本。
子供の反応は……他の絵本とかわらず。
じっと見て、じっと聞いていました。
でも、お風呂に入った時など、
「大事なところだよ」
「プールの時だよ」
(『いいタッチわるいタッチ』は、プールに行くお話からはじまります。)
と言っていたりして、絵本の内容を覚えているのだなぁと。
きっと子供なりに感じることがあったのだと思います。
自分の言葉で伝えようとすると難しいですが、絵本の力を借りることで、幼少期から少しずつ大切な事を伝えていけたらいいなと思います。
いつか読みたいと、こちらも購入ずみ。
『わたしのはなし』と同じシリーズの絵本です。
こちらは性行為のことが描かれているので、まだハードルが高く、封印中。
いつか、自分や赤ちゃんはどこからきたの?と聞かれたら読んでみようかなと思っています。
今後買おうと思っているのが、『あっ!そうなんだ!性と生』。
体のこと、生理や射精、性器の洗い方などわかりやすいイラストで描かれているようです。
親向けの解説もあり、幼児~小学生向け。
子供が興味を持った時、疑問に思った時などに一緒に読みたい本です。
日本でも性教育が当たり前のものになって、みんなが自分を大事に、人を大事にできる未来を作っていけたらいいなと思います。
そのためには、わたしたち親が子供に伝えるのが一番の近道。
あまり気負いすぎてもいけないけど、親業は奥深いと思う日々です。
性犯罪やいじめの加害者、被害者を作らないためにも、みなさんでおうち性教育はじめてみませんか~?^^
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