前回は「敏感期」についてお話しました。
「敏感期」があるのはわかったけど、それからどうしたらいいのでしょう?
子どもは自分の内から「やりたい」が沸いてきて、いろんなことをやりたがります。
それができるようにサポートするのが大人の仕事です。
例えば、
着替え
おもちゃの出し入れ
掃除
など、「こんなこともできたの?」と驚くほどいつの間にかいろんなことができるようになっています。
大人のすることをよく見ているんですね。
子どもがやりやすいように家具や道具をきれいに配置して環境作りをしておけば、子どもの「やりたい」を実現しやすくなります。
モンテッソーリ教育から学んで、わが家で気をつけていることをいくつかご紹介します。
シンプルな服を選ぶ
1歳の娘は自分で服の着脱をしたがります。
冬の服で失敗したな、と思ったのが、タートルネックの服。
首元があたたかいほうがいいと思ったのですが、自分では頭がなかなか抜けなくて脱げないんですよね。
ボタンなどのついていない着脱しやすい服を選んであげると、早くから自分でお着替えをしてくれるかもしれません。
1歳11ヶ月の娘はお風呂に入る時、肌着、ズボン、おむつは自分で脱いでかごに入れてくれます。
分厚い服はなかなか難しいらしく、しばらくがんばった後助けを求められたら手伝います。
朝の時間はなかなか時間がとれず、ついつい親がささっと着せてしまうので、休みの日など時間をゆっくりとって、自分で着てもらおうと思っています。
おむつ替えの後、時々ズボンを自分ではいて「できた」と言って得意そうです。
おしりが出てるんですけどね(笑)
自分ではいている途中で親が手を出すと怒ってもう一度最初から、となるので、我慢して見守ります。
次に服を選ぶときは、シンプルで着脱しやすい、なるべく前に目印のあるものを選ぼうと思います。
着たときにちゃんと前側がきているとわかれば、自分で「できた」とわかるからです。
女の子だと肌着の前側にリボンがついていたりしますよね。
ついていなくても、ボタンなどで目印をつけてあげるといいと思います。
手作り遊具
モンテッソーリ教育には様々な教具があります。
たくさん販売もされていますが、0歳~3歳くらいの「敏感期」に対応する遊具は手作りできるものが多いです。
「子どもは手を使いながら一人立ちする ひとりで、できた!」でもたくさんの手作り遊具が紹介されています。
たいていは家でいらなくなったものや100均で買えるもので作ることができます。
子どもの「したい」に合わせて用意が必要なので、成長に合わせて取り替えていきます。
正直高価なおもちゃでは対応しきれません(^^;
わが家で作っている手作り遊具はまたご紹介しようと思います。
子どもサイズの道具
子どもには子どもの背や手の大きさに合うサイズのものを与えないと上手く使えません。
わが家では子どもサイズの机とイスを用意しています。
机はわたしが一人暮らしの時に使っていたもの。
イスはわたしの両親が娘の1歳の誕生日の時にプレゼントしてくれた、変化イスです。
変化イスは成長に合わせて変化させることができ、遊ぶ時の台や大人のスツールとしても使える働き者。
娘の大のお気に入りで、イスを移動させては座っています。
机とイスでもくもくと作業をしていることもあります。
机は壁付けにしてあげると集中できます。
今後は掃除道具なども娘サイズを用意して、一緒にやってみようと思っています。
出し入れしやすい棚
かわいいおもちゃ棚がたくさんありますが、我が家の棚はシンプル。
ニトリのカラボです。
棚が稼動式なので、おもちゃに合わせて高さをかえることが出来ます。
棚板を買い足すことも可能。
棚にきれいに並べてあげることで、出しやすく、遊び終わったら片付けやすい環境を作ってあげられます。
実際、娘は出したらちゃんと元に戻してくれます。
戻ってないこともありますけどね(^^;
引き出し式や箱に詰め込むタイプだと、片付けた時の見た目はきれいですが、なにがどこにあるかわかりにくく、中身がごちゃごちゃしがちなのであまりおすすめしません。
娘は最近この棚の前にきては「えっとー」となにをするか選んでいます。
脱衣所の床に娘用のかご
脱衣所の床に娘が脱いだ服を入れるかごを置きました。
もともと洗濯機の上の収納で使っていたかごを下ろしました。
「ここに入れてね」
と教えると、ちゃんとかごに入れてくれます。
ちなみに脱いだおむつはかごの横にそっと置いてくれます(笑)
お風呂を出て服を着た後、わたしがおむつを丸めて「おむつを捨ててきてね」と言うとゴミ箱に捨ててくれるようになりました。
そのうち、保育所から持ち帰った着替えを自分でかごに入れてもらおうと企んでいます。
環境作りで大事なこと
・シンプルで扱いやすい
・子どもが使いやすいサイズ
・きれいに整っている
・成長に合わせる
これらを意識して家を整えてあげると、子どもの成長をサポートしてあげやすいのかなと感じています。
子どもをよく見ながら、子供に合わせてかえていこうと思っています。
次回は手作り教具についてお話します。
▼モンテッソーリ教育の記事はこちら。
www.nonbiriseikatubibouroku.com
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