子育てって難しいなぁといつも思います。
かまいすぎてもダメ。
ほおっておきすぎてもダメ。
いろんな人がいろんな子育てを提唱されていて、でも子供によって合う合わないがあったり。
いろんな育児書を読んでみるけど、あれこれやりたくてもあっという間に日々は過ぎて行き……。
悩んでいるっていうほどでもありませんでしたが、どうしたものかと思っていた(今も思ってますが)育休中、子育て支援センターに置いてあった「クーヨン」で「モンテッソーリ教育」と出会いました。
「クーヨン」はB5サイズの小さな育児雑誌です。
育児に関わる様々なことを毎月紹介してくれています。
何冊か置いてあったので、ぱらぱらと見ていたとき、引き込まれたのが「モンテッソーリ教育」でした。
気になったので何冊か本を読んだりして調べてみると、
「理に適っている」
「親にも子供にも無理の無い方法を提示してくれている」
と思ったので、子育てに取り入れてみることにしました。
モンテッソーリ教育をもっと広く知ってもらったら、楽しい育児のヒントになるのではないかなと思うので、わたしが知ったことをいくつか記事にしてみますね。
わたしは完全に素人で、間違っていることもあるかもしれませんが、お許しください(^^;
モンテッソーリ教育ってなに?
20世紀初頭にイタリアのローマで初の女性医師となったマリア・モンテッソーリによって考案された教育法です。
今では世界各地にモンテッソーリ教育を取り入れた保育所・幼稚園・学校があります。
最近では、史上最年少棋士の藤井聡太さんも受けていた教育法として話題になったそうです。
わたしはモンテッソーリ教育を調べている時に知りました(^^;
マリア・モンテッソーリは精神病院や貧困層の保育施設で子供と関わる内に、子供たちが持つある特徴に気付いていきます。
それが「敏感期」であり、「神様からの宿題」のように様々な感覚を自ら育てていく子供たちの成長の手伝いをするべく、教具や環境を整え、教育方法を編み出していきました。
それが今なお世界中で行われている「モンテッソーリ教育」です。
「敏感期」とは?
モンテッソーリ教育関連の本に必ず出てくるのが「敏感期」です。
敏感期について、「子どもは手を使いながら一人立ちする ひとりで、できた!」によると、
敏感期とは〈生き物が小さい時にある能力を得るため、環境の中の特定の要素に対して、それをとらえる感受性が特別に敏感になってくる一定期間のことです。
と紹介されています。
赤ちゃんが何でも口に入れてしまうのも、小さなゴミを見つけてはつまもうとするのも、感覚を伸ばそうとする「敏感期」だから。
子どもが何かするたびに親は心配したりうんざりしたりしますが、子どもは自分の成長のためにやっていることだというのです。
何も親を困らせようといたずらしているわけではないんです。
子育ての何がつらいって、
子どもが何を考えているかわからない
なぜそんなことをするのか理解できない
どう対処していいかわからない
ということにあると思います。
自分も通ってきた道なのに、不思議なことにすっかり忘れてしまうんですよね。
最初は言葉も通じないし、子供独特の行動がたくさんあります。
モンテッソーリ教育では、子どもにどんな敏感期があり、どう対処すればいいかのノウハウがつまっている、子供の内から発する欲求に答えてあげることができる、理にかなった教育方法だと思うんです。
「理にかなっている」と思った理由
それは、モンテッソーリ教育の特徴が、
「子供をよく見る」
「子供のしたいことをさせる」
ことにあったからです。
子供って大人の理解を超えた活動をしますよね。
自分もそうだったのに、不思議とすっかり忘れてしまうんです。
いろんなものを口に入れてみたり、物を引っ張り出し続けてみたり、ごみを見つけてはつまんでみたり。
「子供のしたいことをそのままさせたら大変!」
と思ってしまうのですが、子供は将来のために、まるで「神様からの宿題」のように様々な感覚を育てているため、そのようなことが起こるのだそうです。
子どもは不思議と自分がすべきことがわかっているんですよね。
とはいえ、子どものやるがままにしておくわけにもいきません。
親が出来るのは、
環境を整えること
やり方を見せてあげること
モンテッソーリ教育からは、どのように環境を作り、感覚の発達のために何をやり、どう日常生活に必要なことを教えればいいか、親に必要なヒントをもらえます。
次回は「敏感期」についてお話したいと思います。
↓楽天ROOMにこのブログでご紹介したものなど集めているのでぜひ遊びにきてください♪
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