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【モンテッソーリ教育】敏感期を知ると育児が少し楽になります

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前回も少し触れましたが、「敏感期」についてです。

「子どもは手を使いながら一人立ちする ひとりで、できた!」によると、

敏感期とは〈生き物が小さい時にある能力を得るため、環境の中の特定の要素に対して、それをとらえる感受性が特別に敏感になってくる一定期間のことです。

と紹介されていますとお話しました。 

では、どんな敏感期があるのか?

敏感期を知るとなにが楽になるのか?

ということについてまとめようと思います。

今回も「子どもは手を使いながら一人立ちする ひとりで、できた!」から引用させていただきます。

 

代表的な5つの敏感期

吸収する心(0歳から3歳頃)

写真に撮るような正確さで、自分の身の回りで起こっている出来事をそっくりそのまま吸収します。良い悪いや好き嫌いの別なく、すべてを貪欲に自分のなかにためこむのです。

まさに三つ子の魂百までですね。

この敏感期があるからこそ言葉や日常生活の動作をいつのまにか自分のものにしてしまうようです。

 

秩序感(生後数ヶ月~4歳ごろ。ピークは2、3歳)

子どもは「秩序感」なしには安心して動けません。いつもと同じ場所、同じ順番、同じ習慣は、子どもにとって喜びであり調和そのものなのです。 

いつもと同じ場所に物がなかった、いつもとは違う道を通った、

それだけで大泣きしてしまったりするのは「秩序の敏感期」だからだそうです。

同じものが同じように行われることで、脳や体に環境や空間構造を認知させているのです。同じことが同じように行われることで、次を予測し、自分のなかに準備を整える道筋をつくりあげているのです。

そうと知っていれば、親も物の位置や生活習慣に気をつけてあげることができます。

2歳頃からの頑固なイヤイヤは秩序感からくるものかもしれない。

そう考えれば、原因不明の恐ろしい期間ではなく、子どもの心身の安定を築いていくための大事な期間として考えることができます。

なにがイヤなのか?

普段と違うことはしていないか?

と原因を探ることができますね。

 

言語の爆発期(1歳終わり~2歳代)

子どもは言葉を、体験を通して覚えていきます。動きが活発になる1歳終わりごろから、急に言葉を覚えておしゃべりになるのはそのせいです。

たくさん話しかけよう、たくさん色んな体験をしようと思えます。

Worldwide kidsを1歳半からはじめたのも、この時期なら覚えちゃうのでは?という期待もありました(笑)

 

感覚(3~6歳ごろ。ピークは4歳前後)

生まれてから3歳ごろまでは、あらゆる感覚を吸収し、ためこむ時期です。赤ちゃんが見つけたものを片っ端から手で触ったり振ってみたり、口の中に入れているのは、視覚、触覚、聴覚、嗅覚、あるいは舌の感覚や味などで、身の回りにあるものの印象をためこんでいるのです。

五感を洗練させる感覚の敏感期は、3歳ごろからはじまります。

赤ちゃんも自然と感覚を発達させています。

いろんな動きにも意味があるんですね。

 

運動(0歳~3歳ごろ/3~6歳ごろ)

感覚の敏感期とともに、非常に重要な敏感期です。というのも、学びとる力は「動き」を通して、運動の敏感期に育まれるからです。

3歳ごろまでは、基本の動きを身につける敏感期です。手や指や腕を使った比較的簡単な動きができるものを目ざとく見つけ出し、何度も何度も繰り返します。

 

多くの方が経験されていると思いますが、赤ちゃんはティッシュペーパーを引き出すのが大好き!

それも「引く」動きの敏感期だからだそうです。

いたずらして困らせてやろう、なんて思っていないんです。

「この運動をしたい!」と自然に思う運動の敏感期だからです。

そうだとわかると、ただただ「やめてよ!」とうんざりするだけではなくて、「運動しているのね」とほほえましく思えるから不思議です。

ただ、やり続けられても困るので、わが家では使い終わったティッシュボックスに布をつめて渡していました。

これなら何度やってもらっても大丈夫です。

 

体の各器官が発達する3歳ごろからは、自分の意思で動かす筋肉の調整期に入ります。子どもはこの時期に、あらゆる種類の体の使い方を覚えなくてはなりません。 

 

そう知っていると、3歳から6歳ごろまで、子どもが体を動かせるように親が気を配ってあげる必要があるとわかります。

最近の子どもが運動が苦手で不器用なのは、この時期に必要な運動が充分できていなかったからかもしれません。

ついつい危ないから、親が楽だから、と避けがちです。

親は大変ですが、外で思いっきり歩いたり走ったり、手足を使ったり、道具を使ったりといった体を動かす環境作りが必要なのだと思います。

逆に言えば、この時期さえがんばれば、後は自分で動くようになってくれるのだと思います。

ベビーカーにのせるのではなく、自分で歩いてもらう、などできることはたくさんあります。

 

1歳の娘も自分で歩きたがる時期。

だっこしようとすると怒るときもあります。

この「したい」時期を大切にしてあげることが必要なんだなと感じます。

大きくなってからやってもらおうと思っても、敏感期がすぎていたら、この時期ほど集中してやってくれないそうです。

そんなのもったいない。

休みの日はなるべく時間をゆっくりとって、子どもと散歩にいく時間を作っています。

自分でどんどん歩いて公園へ行ってくれます。

公園へ行くと、すべりだいやブランコを何度も繰り返します。

こうして体の動きを身につけているのだなと思うと、子供といる時間がますます楽しくなるのです。

 

いかがでしたか?

子育てされている方は思い当たる節がたくさんあると思います。

子どものなぜ?をモンテッソーリ教育ではわかりやすく解明してくれていて、それを知っているのと知らないのとでは、子どもの見方がまったく違うものになります。

今楽しく育児をするために、子どもの将来のために、敏感期を知ってもらえるといいなぁと思います。

  

▼モンテッソーリ教育を取り入れたわけはこちらの記事に書きました。

www.nonbiriseikatubibouroku.com

 

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