のんびり生活備忘録

シンプル生活とゆるくおうちモンテ・おうち英語を取り入れた子育て

『理想の母親』になるのはやめました

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出産をして仕事に復帰する時、漠然と『理想の母親』像があって、そうするべきなのかなと思っていました。

『理想の母親』は人それぞれだと思いますが、わたしが思い描いたのは、

●誰よりも早起き

●他の家族が起きる前に家事を一通りすませておく

●他の家族が起きる前に身支度を整えておく

●いつも笑顔

みたいな母親。

早起きはしていたけど、家事をきっちりなんてできていませんでした。

毎朝掃除の時間を作って、晩御飯の準備をして、子供を起こす前に化粧もして、いつもきれいなお母さんでいよう。

そう思ってがんばったこともありました。

 

だけど、ふと思いました。

あれ?

わたしが身支度をしているところをみせなかったら、子供はいつ身支度を覚えるのだろう?

知らないうちに家がきれいになっていたら、なぜそうなっているのか、子供は気が付くのだろうか?

お掃除の仕方をわからないまま大きくなるってこと?

家事をやってもらって当然と思わないかな?

早起きした時間を家事に当てたら、自分の時間はいつとれるのだろう?

朝は家事をして、仕事して、夜はごはんにお風呂に寝かしつけ。

それだけ?

 

わたしが家政婦であれば、それができていれば仕事のできる人となるでしょう。

または、そこが旅館やホテルなら、至れり尽くせりの理想の施設です。

でも、わたしは家政婦でも宿泊施設の従業員でもない。

家事を完璧にこなしてきれいでいるより、大事なことがあるのでは?

 

そう思ってからは、『理想の母親』になるのはやめました。

早起きしてできた時間は自分のために使おう。

ブログを読んだり書いたり。

録画したドラマを観たり。

スマホやPCで調べ物をしたり。

平日は早く出るので最低限の家事(お弁当や朝ご飯を作ったり、洗濯をしたり)はするけど、無理はしない。

休日はのんびりして、子供とゆっくり朝ご飯を食べて、子供のいるところで家事をする。

なんなら巻き込みながらする。

完璧にできなくても気にしない。

子供はよく見ているので、いつの間にか大人がやっていることを覚えています。

別に時間をとって教えるより、よっぽど楽で確実(笑)

2歳くらいから自分でやりたい!欲が出てくるので、その時に見せないなんて損だなと思うようになりました。

 

子供はわたしについてきたがるので、トイレにも入ってくる(^-^;

いやな人もいると思うけど、「トイレのやり方を覚えているんだな」と思うと「別にいいや」ってなりました。

歯磨きや顔を洗うのも、親がやっているのを見て、

「〇〇もやる!」

と自然とやる時が来ました。

ちゃんとできていない時も多々あるけど、体の成長とともにできるようになるはず。

それまで、親が黙って見せ続けたらいいのかなと思っています。

もちろん、声掛けもしてきましたが、

「顔洗って!歯磨きして!」

と怖い顔で言ってやらせるより、親も子も楽です。

ちゃんとできなくたって死にはしないのだから。

 

きっちり完璧に家事をやりたい人は子供が寝ている間にやる方が早く確実にできると思います。

でも、わたしの中の優先順位は子供だったので、そこを大事にしようと思いました。

親も子も余裕をもって。

笑顔で。

長いようで短い子供との暮らしを楽しもうと思います。

 

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