『勝間式超ロジカル家事』を読んで、電気鍋を購入しようと検討していました。
勝間さんがこの本でおすすめされているのは、象印のIH鍋。
現在はホットクックを使用されています。
家電量販店で実際にホットクックを見てみたのですが、
で、でかい……
大きさと赤い色の存在感が半端なく、わが家にお迎えする場所がなさそうだったのであきらめました。
そこで色々見ていたところ、出会ったのが、
siroca電気圧力鍋
でした。
機能は劣るものの、見た目のシンプルさとお値段のお手ごろさが気に入って、わが家にお迎えする運びとなりました。
最初は炊飯器として使おうと思っていましたが、カレーなどを作るなら、ごはんは別に炊きたい。
ということで、今持っている3合炊きの炊飯器はそのままにして、ガスコンロ用の圧力鍋を友人に譲ることにしました。
今のところ、ごはんは1日2合くらいしか炊いていないので。
外観と付属品
楽天で購入。
2Lタイプと4Lタイプがありますが、4Lを購入しました。
子どもがこれから大きくなると食べる量が増えるし、カレーやスープをたくさん作りたいなと思ったので。
1~2人なら2Lで十分かと思います。
コロンとしたかわいいけどもすっきりしたフォルム。
わかってはいたけど、結構大きい。
ただ、横にでっぱっていないので、そんなに気になりません。
上からみるとこんな感じ。
本体、電気コードの他に、計量カップ、蒸し台、内ふた用パッキンの予備、レシピブックが付属しています。
ふたを開けるとこんな感じ。
テフロン加工された内なべが入っています。
まさに炊飯器って感じですね。
お米は5合まで炊くことができます。
裏側には滑り止めが付いていて安定しています。
くぼみに手を入れられるので、運ぶ時も楽です。
機能
圧力調理、無水調理、蒸し調理、炊飯、スロー調理(スロークッカー)、温め直しの6つの機能があります。
プリセットメニューは、無水カレー、カレー、肉じゃが、豚の角煮、いわし煮、ポトフ、白米、玄米、おかゆ、野菜の10種類。
加圧時間を調整すれば、色々な料理を作ることができます。
スロー調理という存在を今まで知らなかったのですが、約85℃の沸騰しない温度でじっくり調理することで、煮崩れせず味を含ませることができるそうです。
おでんなどに最適だということなので、冬が楽しみです。
スロー調理機能で、温泉玉子を作ることもできます。
温泉玉子って買うと高いのでうれしい♪
もちろん圧力調理でゆで玉子も作ることができます。
使ってみて感じたメリット
まず、見た目がシンプルでかわいい♪
結構な大きさで存在感があるので、見た目は重要じゃないでしょうか?
長く使うものなので、自分がテンションがあがる見た目はうれしいですね。
そして、使い方が簡単。
基本的には、
①材料を切って内なべに入れる→②内なべをセットしてボタンを押す→③待つ
で完成です。
ボタンもとてもシンプル。
メニューと時間を選んでスタートを押すだけ。
とりあえずレシピを見ながら作っています。
火を使わないので、セットした後はほったらかしでOK。
その間に他のものを用意したり、娘と遊んだりできるので楽ちんです。
火を使っている時に娘が近づいてくると、「危ないから触らないで!」とついつい声が大きくなったり……。
煮物などしていると時間が長くなるので、娘は不機嫌になるし、わたしもイライラするわで。
電気鍋だと離れられるので、気持ちも楽になれます。
そして、暑い夏にも火を使わない料理はうれしい!
コンロにつきっきりだと暑さ半端ないですからね。
食欲のなくなる夏こそ野菜をたくさん食べられる煮物を作りたいです。
容量が多い(4Lタイプの場合)ので、具沢山の料理にすれば他にあまり用意しなくても十分満足できます。
具沢山のスープやシチューのようなものを作れば、しっかり栄養をとることができますよね。
やわらかく加熱できるので、たくさん食べることができます。
温め直しができるので、多少時間を置いて冷めてしまってもレンジなどを使う必要がありません。
コンロが大きいなべでふさがっているということがないし、内なべとふたを洗えばいいので、重いなべを持ち上げて洗う必要もありません。
コンロで使う圧力鍋や無水鍋は重いものが多いですからね。
歳をとって腕力がなくなってからも使い続けられると思いました。
蒸し料理が簡単にできるので、離乳食にも最適です。
材料を切ってセットしてしまえば、後は赤ちゃんのお世話をしている間に蒸しあがります。
ゆでるより栄養も残りやすいし、一度に数種類セットすることもできます。
まだ食べる量が少ない時は大人の蒸し野菜を作る時に一緒にやってしまえば手間もかかりません。
使ってみて感じたデメリット
便利な電気圧力鍋ですが、デメリットもあります。
まずふた。
炊飯器のように一部つながったままかぱっとあきません。
上記写真のように分離します。
後ろ側にあるぽっちをつまみながらふたのつまみを持って時計回りにスライドさせて取り外します。
ふたを置く場所の確保もしないといけないし、カレーなど何度かふたの開け閉めをしたい時はちょっとイラっとします(笑)
そのかわり、汚れがたまらないし、洗いやすいです。
2つ目に温度調節ができないこと。
圧力調理か、85℃くらいのスロー調理のどちらかしか選べません。
象印のIHなべもホットクックも、温度設定ができます。
温度設定ができれば、発酵食品を作ることができます。
ヨーグルトとか甘酒、塩麹、醤油麹などを手軽に作れたら便利ですよね。
わが家にはあまり家電を置く場所もないので、発酵専用の家電を買うのに躊躇します。
ひとつの鍋で作りたい!
3つ目にうち鍋。
テフロン加工は便利ですが、徐々に加工がとれてくるのでいつか交換しなければいけません。
(うち鍋は別途購入が可能なようです。)
取っ手も付いていないので、最期の最期まですくおうと思うと布巾かなにかでふちを持って傾けなければいけません。
もちろん、取っ手がないからスリムな外観なのですが、ちょっと不便です。
4つ目に、予約機能が炊飯しかないこと。
スロー調理以外は長時間の使用ができません。
朝セットして、帰ったらできている、という使い方はスロー調理以外できないんですよね。
調理開始時間だけセットできても、中の食材が痛んでしまう可能性があるので難しいのかもしれませんが……。
5つ目に、思いのほか時短にならないこと。
加圧時間は数分ですが、加圧までの加熱時間もあるし、減圧してふたを開けられるまでに結構時間がかかります。
家に帰ってきてからセットすると、30分はかかるのではないでしょうか。
6つ目に、「焼く」ことができないこと。
ホットクックでは、「炒める」という機能があります。
蒸し焼きのようになるので、野菜炒めをシャキッと炒める!などはできないようですが、事前に玉ねぎやお肉を炒めたい時には便利ですよね。
sirocaの電機圧力鍋では「焼く」ことができません。
なので、肉じゃがなどの作り方には、事前にフライパンで炒めるように書いてあります。
これを読んだ時にはちょっとショックで(^^;
ガスの圧力鍋ではできますが、電気圧力鍋ではできないんだなぁと。
炒めなくても作ることはできますが、香ばしさを出したい時はフライパンで炒めてからセットする必要があります。
ぜひ改善してほしいこと
上記デメリットにも書きましたが、温度設定ができるようにしてほしいです。
この電気鍋ひとつで発酵食品も作れたら便利すぎる!
それから、予約機能をつけてほしいです。
帰ってきてできていたらうれしいので。
ホットクックには「めんゆで」機能があります。
まぜ技ユニットがついてるのでできることかもしれませんが。
ふたを開けたままでもいいのでめんをゆでられたら便利かなと思います。
夫が異常なめん好きで、毎日何かしらゆでているので(^^;
「めんゆで」機能をつけてほしいです。
ただ、内なべの持ち手が付いているわけではないので、取り出すのが難しいかもしれませんね。
レシピをもっと教えてほしい。
レシピ本が付属していてありがたいのですが、正直タンシチューとか作りません(笑)
もう少し家庭料理の作り方を教えてもらいたいです。
野菜を蒸すときの目安の時間(野菜メニューで根菜やおいもも火が通るのかな?)や筑前煮なら何分とか表があると参考になります。
あと、蒸しパン以外にケーキのようなお菓子は作れないのかな?
スイーツのレシピも増やしてほしいですね。
内なべのふたがあるといいなと思いました。
中身を準備をして冷蔵庫に入れておいたり、残ったものを内なべのまま冷蔵庫で保存するのに便利かと。
ホットクックにはあるようです。
ただ、テフロン加工の内なべなので、あまり入れっぱなしはよくないかもしれませんね。
温度調節機能だけでも、sirocaさん、お願いします!
いろいろ言いましたが、便利です
火加減を見なくていいので煮込み料理を作るときは最高です。
お肉もやわらかく仕上がります。
レシピを見なくても作れるようになるまで使いこなしたいと思っています。
上手に付き合って、料理を楽においしくを実現できたらいいな。
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