自分のものはなるべく減らしてシンプルにをこころがけていますが、家族のものはなかなかそうはいきません。
夫のコレクション問題
夫は服の数も少ないし、やたらとものを増やしたがる人ではありませんが、趣味のものは捨てられない様子。
特に大好きな漫画、小説はコレクションとしてずっととっておきたいようです。ゲームもCDも……。
わたしも本は大好きなので、気持ちはよくわかります。
一人暮らしを始めてからは置場所がないので買うのを控えていましたが、学生の頃集めた本が実家の押入れに山のようにあります。
ずっとひそかに抱いている夢は、書斎のある家を建てること。
実家の本を持ってきていつでも読めるように並べたい。
今のところ叶いそうにありませんが。
今の賃貸の家で本のために1部屋空けることなどできるわけもなく。
引越し当初はリビングに持ち込んだ本が乱雑に積んである状態。
夫はその光景になぜだか満足そうでしたが、そのままでいいわけありません。
ほこりをかぶって日焼けしていくのは目に見えているし、お客様に入ってもらうことすらできません。
夫は自分の車で引っ越したので、手当たり次第箱に詰めては中身を出してまた詰めてくるという方法で荷物を持ち込みました。
もともと買った順に置いてあったのだろう本はみごとにバラバラ。
引っ越して数日後、2人でひとまず作者ごとに集めて1巻から揃えて……をひたすら繰り返しました。
大きな本棚を2つ購入したのですが、それだけではどうにもならず。
引き戸付の好みの色の本棚をネットで購入したのですが、その少し後に似たようなもので前後2列に入れられる奥行きの深いものを発見。収納力が2倍になったのかと思うとものすごく悔しかった。買う前あんなに探したのに……。
とりあえず段ボールにつめておくことに。
どの段ボールになにが入っているのか付箋に書いて貼り付けて押入れに入れていきました。
わが家の押入れの半分は本で埋まっています。
とりあえず本は押入れにおさめたまま生活していましたが、段ボールって虫が心配。
重くて出し入れできないので入れっぱなし。
掃除もできません。
せっかくある本も読めないし、何とかしなくてはなとずっと思っていました。
押入れ収納用の本棚ありますよね。
キャスターと取っ手付の。
あれを買おうかなと思っていたのですが、結構お値段が高い上にあまり入らない。
棚板が多少調整できても、本の大きさによってはデットスペースができてしまったり。
なにも手がつけられないまま3年が過ぎてしまいましたが、このたびわたし、行動を起こしました。
ニトリのカラボで押し入れ用の本棚を作る
子供のおもちゃ収納にニトリのカラボを検討していたのですが、
あれ、これ押し入れ収納にも使えるんじゃない?と。
ニトリのカラボは豊富なサイズ展開と棚板の自由度が魅力。
2段のカラーボックスでも棚板を下げて3段にすることが可能。
奥行き約28cmでコミックスサイズなら前後2列に置けます。
貼り付けるだけのキャスターも販売しているので、取り付けることもできる。
押入れの内寸を測って、カラボのサイズをみて計算して。
押入れ収納ようにとりあえずカラボ3つを購入してみることに。
ニトリのカラボは楽天でも販売していますが、キャスターは販売していませんでした。
そこで、ニトリ公式ホームページで購入。
横幅約42cm、高さ約59cmの2段のカラボを2つ。
横幅約61cm、高さ約59cmの2段のカラボを1つ。
白のキャスター3つ。
届いて数日放置していましたが、先日重い腰をあげてやっとこさ作りました(^_^;)
最初は1つ組み立てるのに40分くらいかかりましたが、こつをつかめば後はすいすいできました。
本を入れたものがこちら。
一番上にコミックスサイズを立てると入らなかったので、文庫サイズのものを並べました。
ちなみに押し入れの下の段の高さは約70㎝です(奥はもう少し高くなっている)。
これで約552冊の本を収納できます。
本の厚さにもよりますが、幅61㎝の方で約240冊、幅42㎝の方で約156冊収納可能のようです。
キャスター付なので取り出しもラクラク。
と、言いたいところですが、うちの押し入れ(というかクローゼット?)は扉の下に段差があるので慎重に下を持ち上げて出し入れします……。
キャスターは貼り付けているだけなのでひっかけたら取れてしまいそうで怖い。
それでも段ボールよりかはましになりました。
これなら年に数回動かして掃除機をかけることも可能。
虫の心配も減りました。
奥に横幅61cmのものを横向き、手前に横幅42cmのものを縦向きに入れると収まります。
あー、すっきりした。
横幅約42cmの2段カラボ税込899円×2、横幅約61cmの2段カラボ税込1,590円×1。
キャスター税込999円×3。
合計7,975円。
カラボ自体はお安いと思うんですが、キャスターがお高めなので結局押し入れ収納を買うのと大差なくなってしまいました。
しかし、結構本が入ったので満足しています。
ま、本はまだまだあるんですけどね!
またカラボを購入して納めたいとたくらんでいます。
ニトリのカラボのメリットとデメリット
ニトリのカラボをはじめて購入して感じたメリットとデメリットをあげてみますね。
メリット
・安い
小さなものなら1,000円以下で購入できます(2018年12月現在)。
・幅、高さが数種類から選べる
幅は42cm、61cm、22cm、44cm、30cm(コーナー用のみ)。
高さは59cm、72cm、88cm、107cm、174cmと、豊富なサイズ展開です。
・棚板の自由度が高い
上下の板も動かせるのは画期的だと思います。
縦置きカラーボックスでA4サイズを立てて置けない問題も解決します。
(A4サイズ用のカラボもあります)
棚板だけ買い足すこともできるので、細かく仕切りたい時も助かります。
・カラボ用の収納用品が豊富
カラボの大きさに合わせたインボックスや引き出しなどが豊富なので色々な用途で使えます。
デメリット
・傷やかけがあるものがある
こんな感じで傷があったり、角がかけていたりします。
いちいち返品もめんどうだし、押入れで使うのでそのへんは目をつむりました。
このような口コミも多いので、検品はきちんとしてほしいですね。
・キャスターが粘着テープで貼り付け、ストッパーがない
簡単なのはいいのですが、取れてしまわないか心配です。
4つ穴があるのでネジで取り付けは可能なのかもしれませんが、ねじもないしカラボ側に穴もないので付属のテープで貼りました。
縦にも横にも置けるようにするためにキャスター用の穴はあけられないのでしょうね。
さらにストッパーがないので地震の時などすごく動きそうで部屋に置くのは怖いです。
このお値段なら、せめてストッパー付にしてほしい。
・ネジが外側から見える
外側から取り付けるネジが見えているので、見映えが悪いです。
横置きも可能とされていますが、床に傷がつくためなにか敷いてくださいと注意書きがあります。
少し出っ張っているため、カラボを横に並べて置くとぴったりくっつけることができません。
・背板がテープで貼り合わせてある
背板は2枚の板を大きなセロテープ的なもので貼り合わせてあります。
後ろとはいえ見映えも悪いし、テープの劣化も気になります。
張り合わせも微妙にずれていたり……
板自体が薄いので、作業中や使用中に扱いを間違えると割ってしまいそうです。
総合的にみて
わが家は賃貸だし、とりあえずの家具としてはお手ごろでいいかなと思いました。
今回は押し入れ収納で人目も気にならないし、思った通り本を収納できて満足です。
もう少しお値段が上がってもいいので、サイズ・使い勝手はそのままでデメリットが改善されるといいなぁ。
カラボの中にはNクリックボックスという種類があり、こちらはネジなしで簡単に組み立てられるそうです。
棚板1枚あたりの対荷重が約2倍で丈夫。
ネジ穴がないから見た目もすっきり見えて、色も好みです。
棚板も増やせますが、おそらく上下の板は固定のため、レギュラータイプのカラボに比べると自由度が低いようです。
お値段も2段で税込2,490円、3段で税込3,990円とお高めです(2018年12月現在)。
今回はお値段、棚板の自由度、サイズを取ってレギュラータイプにしました。
▼今回購入したもの。
▼Nクリックボックス
ニトリ公式ホームページのカラボページはこちら。
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