わが家ではゆるーくおうち英語をやっています。
普段はワールドワイドキッズのDVDにおまかせしていますが、なにか新しいことをしたいな~と思っていました。
英語の絵本を購入したいなと思ったのですが、ワールドワイドキッズがまだ半分残っているので、予算的に手一杯。
そこで、マザー・グースを取り入れることにしました。
マザー・グースとは?
わたしの中では、謎の英語の詩、という印象。
ハンプティダンプティやクックロビンがわたしの中で印象的だからでしょうか。
Wikipediaによると、
マザー・グース(Mother Goose)は、英米を中心に親しまれている英語の伝承童謡の総称。イギリス発祥のものが多いが、アメリカ合衆国発祥のものもあり、著名な童謡は特に17世紀の大英帝国の植民地化政策によって世界中に広まっている。600から1000以上の種類があるといわれるマザー・グースは、英米では庶民から貴族まで階級の隔てなく親しまれており、聖書やシェイクスピアと並んで英米人の教養の基礎となっているとも言われている。現代の大衆文化においても、マザー・グースからの引用や言及は頻繁になされている。
日本で言う、わらべうたや昔話みたいなものでしょうか。
英米で子供の頃から親しまれているものなので、子供と楽しむのにちょうどいいのでは?と思ったのですよ。
あまりなじみがないと思っていたのですが、「きらきらぼし」や「ロンドン橋落ちた」など、聞いたことがあるものが多数ありました。
これなら、子供も楽しめそう。
子供もだけど、わたしが楽しまなきゃ!ということで、こちらの本を購入。
結局お金使ってるし。
著者が厳選した100個のマザーグースの英文・日本語訳・解説が載っています。
これが面白くて!
こんな子守歌があるんだ~。
こんな風にして遊んでいるんだ~。
こんな時代背景があったのね。
と、ぐんぐん読み進められました。
マザー・グースの活用方法
子供に読み聞かせる時は、パソコンで英文とイラストをA4の用紙に印字しています。
ネットで英文も日本語訳も簡単に探すことができますよ。
わが家では、
面白そうなマザー・グースを探す
↓
PCで子供用に用紙を作る
↓
事前にYouTubeなどで発音や歌の練習をする
↓
さりげなく娘の目のつきそうなところに用紙を置いておく
↓
興味を持ったら読み聞かせる
てな感じでやっています。
用紙は少し厚めのもので印刷して、硬質ファイルへ。
最初は普通のコピー用紙に印刷・ラミネートしていたのですが、後々ファイリングしようと考え直して、この方法へかえました。
CDなどの音声を聞かせるのもいいですが、今の年齢は親の声が一番いいかなと思うので、わたしが練習して聞かせる方法をとっています。
マザー・グースを取り入れるメリット
あくまで素人考えなのですが、おうち英語にマザー・グースを取り入れるメリットをいくつかあげてみます。
短い文からはじめられる
マザー・グースには長いものから、ほんの数行しかないものまで様々です。
長い文を読み聞かせようとすると大変ですが、短い文からはじめると、親も子供も負担が少ないと思います。
関連するイラストを見せながら、「ネコちゃんがこんなことしたんだって」と簡単に意味も伝えています。
曲がついているものが多いので楽しい
マザー・グースの中には曲がついているものがいくつもあります。
「きらきらぼし」や「メリーさんのひつじ」は日本でもおなじみですよね。
韻を踏んでいたり、くり返しがあったり。
子供が好きで、歌い継がれてきたものが現代に残っていると考えられます。
子供は歌が大好き!
親が楽しんで歌ってあげていると、子供も真似して歌いだします。
なかなか英語をしゃべらないな~という時も、短い歌なら歌うかもしれません。
もちろん、発音はめちゃくちゃかもしれませんが、そこは指摘せず、楽しんで!
日本語の歌も歌詞が違っていたりするのだから、英語ならなおさらですよね。
その内修正されてくるのではないでしょうか。
子供の頃に覚えたわらべ歌って忘れません。
歌が「身につく」、というより、「染み付く」というイメージ。
英語に親しむのにぴったりだと思います。
英米の文化に触れることができる
Wikipediaにもあったように、英米では貴族から庶民まで、幅広く知られています。
女王様もご存知だったエピソードもあるとか。
英米人の共通の知識となっているわけです。
日本で、「まるで浦島太郎みたいだ」で意味が通じるように、マザー・グースの一節で意味が通じる場面もあるのでしょう。
マリリン・モンローの「お熱いのがお好き」も、マザー・グースの「Pease Porridge Hot」の2曲目からきているそう。
不思議の国のアリスにハンプティ・ダンプティが出てきたりしますよね。
マザー・グースを知っていると、「あのマザー・グースだ!」ってなるに違いありません。
過去の世相を反映しているものもあったりするので、歴史を知るきっかけにもなりそうです。
マザー・グースを通して、さりげなく英米の文化に触れていくことができるのではないでしょうか。
将来、英米の人とお話をする機会があったら役立つかも?
親の英語力もあがるかも?
マザー・グースを子供に紹介する前に、歌や発音を必死こいて練習します(笑)
最近はYouTubeで紹介していることも多いので助かります。
そうして練習していると、紹介する頃には、すっかり暗唱できるほどに^^;
文章をまるごと覚えてしまうので、単語や文法がなんとなくわかってきます。
「やかんを火にかけるってこう言うのね」とか。
親子で英語力があがるかもしれません!?
コストをかけずにできる
ネットにマザー・グースを集めたサイトがいくつかあるので、探せば色々出てきます。
曲はYouTubeにたくさんあります。
用紙代とインク代と手間はかかりますが、比較的お金をかけずにチャレンジすることができます。
赤ちゃんならマザー・グースの子守歌を歌ってあげるだけでもいいですし。
たくさんあるので、子供の気に入るものがあるかもしれませんね。
マザー・グースがのっているサイト
わたしがよく利用させていただくのはこちら。
マザー・グースのイラストと英文が印字できる上、ネイティブの音声も聞くことができるので、読み聞かせの練習もできます。
その他にもオンライン英語図書館の利用(会員登録すれば無料でパスワードをメールで送ってくれます)や、おすすめの英語絵本の紹介もあります。
チルドレン大学という子育て全般の講座(有料)もあり、そちらも気になるところですが、あれもこれも手を出すのもなーと思い、保留にしています。
やられているかたのブログを拝見すると、マザー・グースから様々なことにネットワークしていく様子が面白そうです。
約140扁のマザー・グースの英文・日本語訳・解説が載っています。
世界の民謡・童謡が載っているサイトです。
一部でマザー・グースなどの英語の歌も載っています。
これらのサイトを見ながら、エクセルで英文を打って、関連するフリーイラストを載せて作ったりもしています。
手っ取り早くやりたい方には
マザー・グースの絵本やCDもあるので、手間をかけたくない方はこちらがおすすめ。
絵本3冊と84曲収録されたCDのセットです。
3冊の絵本に84のお話が詰まっているそうです。
イギリス英語に触れられること、日本語訳と解説がついているのもうれしいですね。
17のマザー・グースを収録。
楽曲がDLできるそうです。
最近はCDを聞く環境がない方もいるので、スマホやパソコンから聞くことができるのはいいですね。
子供の反応
机に印刷した用紙を置いておくと、ほぼ間違いなく食いつきます。
子供と見ながら英語で歌ってあげて、絵について日本語でお話し。
せがまれて何度も歌うことも。
本棚に見えるように置いておくと、
「これ歌って」
と持ってくることもあります。
何度か歌っていると、子供も覚えて口ずさんでいたりします。
1週間に1つ、やっていきたいところですが、そこは無理せず、準備が整い次第、にしています。
『英語に親しむ』
には、マザー・グースがもってこいかも?ですよ!
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