少し前に購入した、『入園までにあそぶ力がつく1・2・3才のおりがみ』。
子供と遊ぶのにとってもいいです。
折り紙で子供と遊びたいなと思っていたものの。
なにをどう作るんだっけ……?
と、自分がどう遊んでいたかほぼ覚えておらず。
一緒に折ろうとしても、子供はぐちゃぐちゃとするだけでした。
(それはそれでいいのですが)
そこで気になっていたこの本を購入して開いたところ、
目からうろこがポロポロ。
そんなに簡単でいいんだ!
とびっくり。
なんかもう、折り紙といえば鶴とかやっことか手裏剣とか。
小学生の時に作っていたイメージが覆されました。
まず、遊ぶ前に
「しかくをおろう」
「さんかくをおろう」
からはじまります。
四角と三角にもいろんな作り方があり、それらを組み合わせておくことによっていろんなものを表現できる、
というところから折り紙の紹介がはじまります。
2歳児にとって、三角や四角を折ることだけでも難しく、達成感があるんですよね。
14ページのおりがみパズルを見て、今までぐしゃぐしゃにするだけだった娘が、三角や四角を折るようになりました。
おうちや木、電車やロボットなど。
四角と三角の組み合わせだけでいろんなものを作ることができます。
25ページからのおりがみ遊びでも、2回折るだけでおうちやちょうちょが折れてしまいます。
最初の折り紙ってこんなに簡単でいいのね!
折り方を忘れ去っているわたしにも折れました^^
しかも、『ずれてもかわいいね!』と、ずれてもいいんだよとのメッセージも書いてあって。
そっか、きっちり折らなくてもいいのね、と気持ちを楽にしてくれます。
動物や昆虫、車や新幹線など、子どもの好きなモチーフがたくさんあるので、親子でどれを折ろうか探すのも楽しいです。
73ページからは、
『くしゃくしゃゲーム』
『くしゃくしゃレストラン』
『びりびりちぎりえ』
と続きます。
折り紙を『折る』だけでなく、広い意味で『紙遊び』を紹介してあるので、
・くしゃくしゃ丸める
・紙をちぎる
・のりで貼る
など、いろんな遊びに発展させることができます。
新聞紙やキッチンペーパーでもOK。
くしゃくしゃ丸めてボールに。
白い紙を長くちぎってうどんに。
これなら1歳からできてしまうかも。
おままごと遊びやボーリングなど紙遊びのバリエーションを増やすことができます。
手指を使うこと、目でしっかり見ること、頭で考えて形を作り出すこと。
紙遊びは脳にいいこと間違いなしです。
モンテッソーリ教育でも、「手」を使うのはとても重要とされています。
目で見て、手指を自在に扱えるようになることは、その後の様々な活動の基本になりますよね。
それを、親子で楽しくできたなら。
脳と心にいいこと間違いありません。
5ページで、脳科学者の篠原菊紀先生がこうおっしゃっています。
子どもの脳は日々成長していますが、1~5才のころにやっておきたいことは「頭を使うのが好きになる」「体を動かすことが好きになる」「人とのかかわりが好きになる」の3つです。それにより、5才くらいまでに、感情や愛情など”心の根っこ”にかかわる部分が発達のピークを迎えるからです。したがって、この時期に、親とスキンシップを取りながら頭や体を使って一緒に遊ぶことは、将来、興味をもって何かに取り組むことへの土台作りとなります。
手指を使うことも大事だけど、「人と何かすると楽しい」ということを感じるのが大事なのかも。
折り紙を教える、というより、どんな紙遊びなら一緒に楽しめるか、を考えていくといいのかな。
「なに作ろうか?」
と本をめくっているわたしを見て、娘も自分から、
「なにをつくろうか?」
と本を取り出して見ている事があります。
さて、今日はなにを作ろうかな。
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