保険の相談に行って、手厚い保険に入ろうと思うと保険料もかなり高額になることに愕然としたわたし。
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今一度ほしい保障について考えてみました。
死亡保障
子どものために、死亡保障は必須だと思いました。
わが家は共働き。
どちらになにかあっても困る状況です。
子どもが大学まで行ったとして、大学を卒業するまでは生活費、学費を親が負担する前提で考えないといけません。
子どもの独立後は自力でなんとかする。
そう考えると、公的年金は必要です。
夫などは損するかもしれないから払いたくないなんて言っているひとりですが、ちゃんと払っています。
今の仕事をはじめて生活が苦しい時は申請して免除してもらった期間がありましたが、これから少しずつ支払う予定です。
年金には老齢年金、障害年金、遺族年金の機能があります。
万が一の時の家族の生活を支えるお金や障害を負った時のお金も兼ねているのです。
単純に長生きした時しか得をしないというわけではありません。
たとえ少なくても、いくらかもらえるかまったくもらえないかでは大きな違いだと思います。
もちろん、払っていない人は困っていても1円ももらえません。
年金をきちんと支払うことは万一の時自分も家族も守ることにつながると思います。
個人的には、みんなちゃんと払ってくれるといいなぁ、国もみんなが納得するように見直してくれるといいなぁと思います。
子どもに関しては、ひとり親になると補助がでたり、医療費の助成などの支援制度がある自治体もあると思います。
わが家が住んでいるところでは、児童扶養手当、医療費の助成、水道料金の福祉減免制度などがあるようです。
これらを使っても足りない部分を保険で補うと考えるといいのではないかと思います。
そう考えて調べている内に収入保証保険というものを見つけました。
収入保証保険とは、死亡保険金を一括ではなく、分割で受け取る生命保険です(一括でも受け取れますが、分割で受け取った場合と比べて目減りします)。
お給料のように入ってくる、毎月の収入を保証する保険、といったところです。
一括で受け取ると思うと金額がぼんやりしていくら必要なのか迷ってしまいますが、毎月いくら必要なのかを考えると、具体的な金額が思い浮かびやすくないでしょうか?
現在の1ヶ月の生活費-1ヶ月分のお給料(夫または妻)-1ヶ月あたりの遺族年金-1ヶ月あたりの自治体の補助=1ヶ月に必要な保障金額
になると考えます(遺族年金と自治体の補助は18歳まで)。
プラス、進学費用も必要でしょう。
収入保証保険は毎月一定額なので、受け取れる保険料の総額は早く亡くなった場合は多く、時間の経過とともに下がっていきます。
たとえば、10万×12ヶ月×20年=2,400万円ですが、10万×12ヶ月×5年=600万円といった具合です。
そのため、保険料が手ごろに設定されていることが多く、支払う保険料の節約になります。
子どもの独立までの死亡保障を考えていたわが家の保険にぴったりだと思いました。
医療保険
では、医療保険はどうでしょう?
あった方が安心ではあります。
大病を患った場合や大怪我を負った場合は助かりますよね。。
しかし、保険はすべてをカバーしてくれるわけではありません。
入院保障
最近では長期入院は少なくなっています。
長期に入院するほど、病院に入ってくるお金は少なくなるように設定されているし(だから病院側はなるべく早く退院してほしい)、医療の発達で通院治療で治ることが増えてきたからです。
よほど難病でない限り、早ければ1日2日、長くても1週間~1ヶ月といったところではないでしょうか?
さらに、高額医療費制度の手続きをすると、1ヶ月の入院費用には収入ごとに上限が設けられます。
難しい手術をしたからすごくお金がいる、というわけでもないのです。
これから医療の研究がますます進んで行くと、入院せずに投薬などで治療をする場合が増えてくるのではないかな?とも思っています。
そうなると、入院したらお金がおりる保険が必要なのかどうか、疑問になってきました。
先進医療
健康保険のきかない先進医療こそ、保障が必要だと考えていました。
しかし、よくよく考えてみると、治療に効果があるかわからない研究段階だから保険がきかないのです。
しかも、受けられる病院は限られます。
わたしは地方に住んでいるので、すごく高い先進医療を受けようと思うと、遠くの病院まで行かないといけないでしょう。
そこまでの交通費、宿泊費をかけて、効くか効かないかわからない高額な治療を受けるだろうかと考えた時、自分の子どもならわらにもすがる思いで受けさせるかもしれないけれども、自分にはしないのではないか、と思いました。
よって、いらないという結論に。
通院治療
ほとんどが入院後の通院の保証です。
入院しなかった場合、手術をしなかった場合、出ないことが多いでしょう。
これから入院せずに治療することが増えた場合、意味の無い保証となります。
入院などの場合、高額医療費制度を利用する。
年度末には家族にかかった医療費を合算して、確定申告の医療費控除ができるかどうか調べる。
などの制度を利用して、負担を最大限に減らすことを考えます。
また、会社員であるわたしの場合は有給休暇や傷病手当なども利用できるので、いくらか貯金があればすぐに生活に困るということはなさそうです。
そう考えると、医療保険が必須かどうか疑問です。
ただ、自営業者である夫には有給休暇も傷病手当もないので、その対策は必要だと思います。
検討してもいいかなと思ったのはがん保険や8大疾病に対応した保険。
がん保険はがんとわかったら保険金がおりると聞いたので、治療費にすぐに対応できると思いました。
わたしも夫も家族ががんになっているので、どちらか、もしくは両方ががんになるリスクがあります。
最近は2人に1人ががんになると言われていますしね。
例えば、診断後100万円ぽんと保険金が下りたら、当面の入院費、通院費、生活費に当てることができます。
さて、どうするか。
子どもの医療保険
わたしが住んでいる自治体では、乳幼児等医療費の助成があります。
0歳児から小学校3年生までは、通院・入院の、小学校4年生から中学校3年生までは入院に対しての助成があります。
その助成がある間は保険は必要ないと考えます。
また、学校に通い始めると、授業中や通学路でのけがは学校の保険の給付金がおります。
そのため、子どもの医療保険はほとんど必要ないと考えました。
入るなら助成がなくなってから、最低限の保険料が1,000円くらいのものでいいかと思います。
学資保険
学資保険は夫の付き合いでわたしが妊娠中に加入しました。
途中で解約すると損をするので、そのままにしてあります。
一応満額払うと、支払った額よりは増えるので、子どもの学費のため、万が一の場合の補償のひとつとして入っています。
夫の友人は保険会社を退職したので、今後子どもが生まれた場合に入るかどうかはわかりません。
学資保険は満額払うといくらか増えて戻ってくるので、検討の価値はあると思います。
その他の保険
わが家は車を持っているので、車の保険には加入しています。
また、賃貸ですが、火災保険にも加入しています。
それ以外に子どもが生まれて、個人賠償責任保険も必要と感じました。
個人賠償責任保険とは、日常生活の事故で、相手にけがをさせたり、他人のものを壊した時に損害賠償費用等を補償する保険です。
自転車で相手にけがをさせたり、お店で商品を壊してしまったりした場合に使います。
子どもにはなにが起きるかわかりません。
今後自転車に乗ったり、遊んでいる時に物や人を傷つけてしまう可能性もあるでしょう。
場合によっては何千万も支払うこともあるとか……。
個人賠償責任保険は加入している保険に付帯したり、クレジットカードの利用で安く加入できるみたいなので、入っておこうと思いました。
以上がわたしの保険に対する考え方です。
この考え方を踏まえて、今度は自宅に来ていただけるタイプの保険相談で希望に合う保険を探すことにしました。
つづきます。
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