のんびり生活備忘録

シンプル生活とゆるくおうちモンテ・おうち英語を取り入れた子育て

ドラマ『僕らは奇跡でできている』は楽しく生きるヒントがたくさん詰まっていました

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先日、ドラマ『僕らは奇跡でできている』が最終回を迎えました。

まだまだ見ていたい気持ちもあったので残念でしたが、笑顔で終われるすばらしい最後だったなと思います。

子供が生まれてなかなかテレビにさく時間が少なくなってしまったけれど、がんばって全話観ることができました。

この『僕らは奇跡でできている』は、毎回、子育てや生きていく上で大切なことにハッと気付かされる言葉がたくさんありました。

観ていてほっとできる、貴重なドラマだったなぁと思います。

 

ストーリー

高橋一生さん演じる相河一輝は動物行動学を教える大学講師です。

一輝の周りの歯医者さんや小学生や大学の生徒や先生方が彼と関わることで自分の中の何かに気付いたり、一輝もまた自分の世界を広げていく様子が描かれています。

一輝は家政婦の山田さんと2人で暮らしています。

森の陶芸工房におじいちゃんが1人で暮らしていて、時々遊びに行きます。

一輝は以前フィールドワークであちこち飛び回っていたようですが、恩師の鮫島教授に誘われて大学講師になりました。

一輝の言動は周りから見ると、「おかしい」「普通じゃない」と思われることが多く、最初は生徒たちや治療に通う歯医者でも「変な人」扱い。

しかし、一輝と関わっていくうちにだんだんみんなの見る目が変わり、またそれぞれの自分に対する考え方もかわっていきます。

 

おじいちゃんがステキ

一輝のおじいちゃんがとにかくステキなんですよ!

小さい頃から気になることに集中するとまわりが見えなくなったりして、学校になじめなかった一輝でしたが、おじいちゃんだけはありのままを受け入れてくれます。

一輝がどうしたいのかを尊重し、一輝の考えたこと、感じたことを否定することはありません。

おじいちゃんだからできることかもしれませんが、子供との関わり方はこうできたらいいなぁと思いました。

親だと距離が近すぎて、なかなかうまくいきませんよね。

「こうなってほしい」と理想を押し付けたり、「まわりと同じように」と人の目を気にしたり。

まわりの大人が子供の個性をそのまま受け止めることで、子供自身が自分を肯定できるようになるんでしょうね。

今はまだ1歳の娘はなにをやってもかわいい、成長が楽しい時期ですが、しゃべるようになってしつけがはじまるとなかなか難しそうですね。

時々一輝のおじいちゃんを思い出そう……。

 

鮫島教授とおじいちゃんの会話の中で、「自分がしたことは家と(陶芸工房がある)この森を用意しただけ」というような言葉がありました(台詞はうろおぼえ……)。

子供が安心してすごせる居場所を用意すること。

つらいことがあっても逃げ込める、安心できる場所があるのは、子供にとってとても重要だなぁと思いました。

できれば家と学校以外に居場所があるのが理想なのですが、核家族なのでなかなか難しいですよね。

近くに祖父母が住んでいればいいのですが、うちは両家とも遠いので。

 

ネタばれになってしまうので詳しく書きませんが、おじいちゃんの一輝の親に対しての対応もステキなんですよ~。

なかなかそんな風にはできないよー。

なんて懐が深いんだ!

とびっくりしてしまいますよ。

 

誰でもできることはすごくないんですか?

第7話は歯医者で仲良くなった小学生の虹一君とのお話でした。

虹一君はとても発想豊かで絵を描くのが好きな男の子で、一輝ととても話が合います。

一緒に遊びたい2人ですが、虹一君の母親は一輝のことをよく思っていませんでした。

まあ、知らないおじさんと遊びたいと言われても親が拒否反応を示すのは当然ですが……。

 

虹一君は教科書を見ると目がチカチカして頭が痛くなると以前から訴えていました。

一輝がそのことを指摘すると、母親はやる気がないからだと決めつけました。

母親は虹一が他の子と違うこと、勉強が遅れていることを心配して虹一にきつくあたっていました。

虹一のダメな部分ばかりに目を向ける母親に、

「虹一くんのいいところを100個知っています」

虹一君はいいところがいっぱいあるんだと訴えます。

 

その後、虹一には読字障害があったことがわかり、やる気がないからだと決め付けていた母親は、人の目を気にして見えない敵を作って虹一にきつくあたっていたこれまでのことを反省します。

 

その後、一輝の歯の治療をしてる歯科医の育実と一輝との会話で、虹一のすごいところを虹一に100個話した、育実のすごいところも100個言える、と言います。

まさか、と思っている育実に一輝はすごいところをあげていくのですが、誰でもできるようなことも次々に言っていきます。

「そんなの誰でもできるじゃないですか」

という育実に

「誰でもできることはすごくないんですか?」

と問いかけます。

 

これを聞いたとき、「ああ、こんな目線でいつでも子供のことを見ていたいな」と思いました。

赤ちゃんの頃は、寝返りをうつ、手をたたく、たっちする、いろんなことがすごい!と思っているのに、それが当たり前になると、できてあたりまえ、人と同じように、人より上手くなってほしいと、親の期待がどんどんエスカレートしていきます。

しだいにこれができない、こんなことをするのは普通じゃなくて恥ずかしいとまで思うようになることもあるでしょう。

ダメなところ探しがはじまってしまうんですよね。

あたりまえじゃない、できることひとつひとつがすごいんだって目線でみると、いつでも子供のいいところを見てあげられる。

そんな親でいたいな。

 

僕らは奇跡でできている

娘がわたしたちのところに来てくれたのは、色々な数え切れない奇跡が重なって起こったこと。

わたしたちは奇跡的な確率で生まれて出会うことができたんだってことを忘れずにいたい。

そう思わせてくれる、ステキで癒されるドラマでした。 

 

歯科医の育実の変化、生徒たちの変化など、まだまだ見所はたくさんあります。

テレビでの放送は終わってしまいましたが、ぜひ観ていただきたいドラマです。

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