のんびり生活備忘録

シンプル生活とゆるくおうちモンテ・おうち英語を取り入れた子育て

わたしに起こった母乳育児の授乳トラブルと対処法

【スポンサーリンク】

授乳をし始めたころ

わたしも哺乳類だったんだなぁ

と変に感動したことを覚えています。

 

 

赤ちゃんは生まれてすぐでもお乳の吸い方を知っています。

想像よりもかなり強めの吸引力で驚きました。

わたしにとっても娘にとってもはじめてのこと。

飲ませ方も飲み方もへたです。

病院で指導してもらうものの、深くくわえさせることが難しく、

退院して家に帰ってしばらくすると

痛くて痛くて授乳がつらくなっていました。

血が出るほどの傷はできなかったものの

腫れてしまって、授乳のたびに

「ひー!」

と叫びながら痛みをがまんしていました。

 

授乳体勢をかえて深くくわえさせる

病院での授乳指導の時、授乳体勢を色々かえること、深くくわえさせることを気をつけるように言われました。

授乳体勢をかえることで力の加わる部分がかわるので、

まんべんなく刺激され、母乳が出やすくなるとともに、

乳腺のつまり・乳首の傷つきを予防することができます。

横抱きばかりではなく、

たて抱き、

わき抱き、

と色々体勢をかえました。

 

赤ちゃんがおっぱいを浅くくわえると乳首が伸びにくいので

母乳が出にくく、乳首が傷つく原因になります。

なるべく大きな口をあけさせて乳首を覆い隠すようにくわえさせるのが正解

……なのですが、むずかしーんですよねー(>_<)

なかなかうまくいきませんでした。

 

乳首マッサージをする

おっぱいがかたいと赤ちゃんは飲みにくいらしいです。

乳首の先をちゅうちゅう吸うというよりは、

おっぱいをくわえこんでのどの方にまで伸ばしつつ搾り出しているイメージでしょうか。

なのでやわらかくのびるおっぱいの方が飲みやすく、

おっぱいが刺激されやすいので母乳の生成にもつながるそうです。

授乳に慣れていないおっぱいはまだかたいので、

乳首をやわらかくするためのマッサージを授乳前に行いました。

乳首のまわりから円形に5本指でつかみ、乳首の先に向かって伸ばしていくようにやさしくマッサージ。

母乳がぽたぽた出てくるので、そうしたら授乳をはじめました。

 

ピュアレーンを塗る

 

病院で退院後の育児指導があったので痛みを相談すると、

乾燥すると悪化するので、保湿するようにすすめられました。

病院で販売していたのがピュアレーン。

f:id:hatimitu-m03:20181119060120j:plain

天然ラノリン(羊の脂)100%。

無香料、無着色。

赤ちゃんの口に入れても大丈夫なので、

授乳時ふき取る必要はありません。

1000円で購入しました。

保湿をすることで治りを早くする効果があるそうです。

そのままではべたべたするのでラップを貼るといいと聞き、早速帰って実践してみました。

手を洗って清潔にし、

ピュアレーンを塗って、

小さく切ったラップを貼ります。

劇的によくなるというよりは、少しずつ効果があらわれたように思います。

 

ちなみに保湿剤なので、

子供の肌が乾燥した部分などに使用してもいいそうです。

 

母乳を塗る

その他に、ネットで母乳を塗るといいという情報をみつけました。

母乳には炎症を抑えたり、保湿をしたりする成分が入っているらしいのです。

母乳すごい。

授乳の後、母乳を2、3滴しぼって塗るだけなので簡単。

手軽にできます。 

 

ごしごし洗わない

赤ちゃんが口をつけるから清潔にしないと!

と意気込んでおっぱいを石鹸でごしごし洗ったり、除菌したりすると逆効果です。

乾燥や傷つく原因になってしまいます。

きれいな水でやさしく洗ってあげるだけでOK。

雑菌が増えてしまうのでは……

と思ってしまいますが、

乳首のまわりからは、細菌の成長を抑える天然の脂が分泌されるらしいのです。

人体の不思議ですよね~。

 

 

 

保冷剤で冷やす

わたしの場合傷ができていたわけではなく腫れていたので、

炎症を抑えるために冷やしたらいいのではないかと考えました。

そこで、保冷剤をタオルでまいて、数分痛いほうの胸に当てて冷やしました。

※冷やしすぎると母乳が出なくなってしまう可能性があるそうです。お気をつけください。

 

搾乳して乳首を休ませる

あまりに痛いので、授乳のたびに力が入ってしまい、

ちょっと疲れたので休むことにしました。

痛いのは片方だけだったので、

痛くない方は普通に飲ませて、

痛いほうだけ搾乳しました。

搾乳機は夫の姉にゆずってもらったのがあったので使ってみましたが、

いちいち洗って除菌するのがめんどうで、

結局手で搾乳していました。

(ちなみに除菌は哺乳瓶用に購入した除菌じょ~ずαを使用しました。)

なんか手で搾乳した方がしぼった~って実感がありました(笑)

下手なのであまり量が出ないんですけどね……

搾乳したものを哺乳瓶で飲ませました。

 

あわせ技で!

上記の方法を合わせて行いました。

 

・お風呂でやさしく洗う。

・授乳体勢をかえつつ深くくわえさせるように努力する。

・授乳前に乳首をやわらかくするマッサージを行う。

ことをやりつつ、 

 

授乳する

終わったら母乳を乳首に塗る

乾燥したら、ピュアレーンを塗って小さく切ったラップを貼る

がまんできないときは搾乳する

 

を繰り返し、あまりに痛いときに保冷剤で1度だけ数分冷やしてみました。

すると数日で痛みが治まりました。

どれが決め手になったのかはわかりませんが、

どれも有効な手段だったと思っています。

 

その後は順調に授乳を続け、娘も成長していきましたが

またしてもトラブルが

それは、歯が生えた時です。

まだ小さな歯が4本の頃、

乳首に歯が当たって傷がついてしまいました。

血が流れるほどではありませんでしたが、

2、3ミリ皮膚がえぐれるように傷がついてしいました。

 

育児支援センターで助産師さんに相談できる日があったので行ってみると、

 

・添い乳はふくみが浅くなりがちなので気をつけること

・深くくわえさせること。

(おっぱいをつまんでへこませてから押し込むようにすると深くくわえさせやすい)

・体勢をかえること

・保湿すると傷の治りが早いこと

 

を教えてもらいました。

 

たしかに、添い乳の時は寝る前が多いので、

子供が半分寝ながらのことが多く、

口がだんだん閉じていって歯があたっていることがありました。

普段もくわえさせかたが上達したと思っていましたが、

たんにおっぱいが順応して強くなっただけだったのかも……

初心に戻って、また授乳し始めと同じようにケアしていくと大丈夫になりました。

 

胸がカチカチになった時は

幸いひどい乳腺炎にはなりませんでしたが、

最初のうちは胸が張りやすく、間隔が空きすぎると石のようにかちかちになりました。

(寝過ごした時によくなる……)

そうすると慌てて子供に飲んでもらっていました。

それだけですーっとやわらかくなっていくんですよ。

授乳が最大の乳腺炎予防だなと思いました。

授乳を続けていくと母乳の量が調節されてパンパンになることはなくなりました。

ひどい人は早めに病院や支援センターに相談するといいですね。

 

わたしに起こった授乳トラブルと対処法でした。

トラブルは人それぞれだと思いますが、

正しい知識を持っておくことが大事だなと思います。

わたしは慌ててネットや本で調べましたが、

なんとかなると思わずに、産む前に予習しておくと悪化する前に予防できると思いました。

色々な方法があるので、ひとつにこだわらず自分にあった方法を探してほしいです。

 

ピュアレーンを製造している会社、medelaの公式サイトにも乳首のケア方法が紹介されていますので、参考にしてみてくださいね。

乳首のケア | 炎症や亀裂のある乳首 | Medela


 

母乳に関する記事です↓

www.nonbiriseikatubibouroku.com

www.nonbiriseikatubibouroku.com

 

 ↓ランキングに参加しています。ポチッと応援してもらえるとうれしいです。

 にほんブログ村 マタニティーブログ マタニティーライフへにほんブログ村 子育てブログへにほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ