のんびり生活備忘録

シンプル生活とゆるくおうちモンテ・おうち英語を取り入れた子育て

母乳育児 母乳育児のつらさを楽しさに変えてくれた本2冊

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以前は粉ミルクの方が栄養がいいとすすめられることもあったようですが、

最近では母乳をすすめることが多いようですね。

母乳のメリットとしては、

 

・赤ちゃんに必要な栄養が揃っている

・赤ちゃんを守る免疫物質が含まれている

・オキシトシンというホルモンが子宮の収縮を助け、母親の気分を安定させる

・乳がんになりにくい

・赤ちゃんが安心する

 

等々、病院で指導されたり、育児書に書いてあったりしますね。

もちろんいいこともたくさんあるのでしょうが、

色々事情があるので、母乳、粉ミルク、混合の選択は自由です。

粉ミルクの改良も日々進んでいますし、

ママ友の中には母乳は出るのに飲んでくれなかったから粉ミルクだけという人もいました。

そんな中わたしは母乳育児を選択しました。

理由は2つ。

 

・お金がかからない

・手間がかからない

 

どこまでいってもずぼらです(笑)

退院して粉ミルクを作って思いましたが、

めんどくさい!

お湯を作って、湯冷ましを作って、調乳して、哺乳瓶を洗って、消毒して……

を延々と繰り返すと思うとうんざり。

夫もやってくれたので助かりましたが、

1日8回もは耐えられないと思いました。

だんだん回数は少なくなるとはいえ……

しかも粉ミルクって結構高い。

ずっととなるとえらい金額になると思いました。

 

それに比べて母乳は楽ちん。

服をめくれば準備完了。

お金もかからない。

(わたしの食費が若干あがるかもしれませんが、それはそれ)

ぜひとも母乳一本でいきたい。

幸い育休はまるまるとれたので、仕事復帰の時の授乳の心配はあまりいりませんでしたし。

 

しかし、病院での退院指導では体重増加が少ないので、

母乳をあげる2回に1回は40ccを足すように言われてしまいました。

そう言われるとおそろしいので、言われるまま必死にあげていました。

1ヶ月健診でも徐々にミルクを増やすようにと指導が……

最初の1~2ヶ月は母乳の出が悪いのではないかと悩んでつらかった。

 

そこでなんとかならないかと、図書館で本を借りたり、ネットで調べたりしました。

そこで出会った本がわたしを楽にしてくれ、

結果的に粉ミルクをやめることができました。

 

『おっぱいでラクラクすくすく育児』

現在は第2版が出ているようですね。

こちらの本であまりくよくよ悩まなくなり、精神的に楽になりました。

「授乳時間はお母さんのリラックス時間」

と書いてあるのをみて衝撃を受けました。

他の育児書には、

授乳は静かなところで子供の顔を見て話しかけながらあげましょう~

というようなことが書いてあるのですが、

この本には、

授乳中ずっと赤ちゃんの顔を見ているのなんて肩がこって無理。

授乳時間はお母さんがリラックスできるように、

テレビを見ても、本を読んでも、電話をしても、上の子の相手をしながらでもいいんだよ。

というようなことが書いてありました。

(記憶違いだったらごめんなさい……)

楽なようにテーブルの上に寝かせて授乳する方法なども載っていて、

目からうろこがぽろぽろ。

それからはゆったり座椅子に座って、授乳クッションに子供を乗せて授乳しながら、

好きな本を読む時間にしました。

そうすると、飲めてるのかな~とか心配する時間だったのが、

はやく授乳時間こないかな、本の続きが読みたいなと楽しみな時間に。

もちろん子供の顔を見る時もありますよ!

でもずっと見ている必要はないかなと思います。

子供も目をつむって飲んでいることが多く、わたしの顔なんて見てないし(笑)

授乳1回10~20分×8回だとすると、1日80分~160分授乳しているんです。

1日の内2時間40分ですよ。

そんな長時間ストレス感じながらあげてたら出も悪くなります。

それからは回数や時間ににこだわらず、欲しがったらあげることにし、

時計とのにらめっこはやめました。

 

『ちょっと理系な育児 母乳育児篇』

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WHOのガイドラインに沿った世界的な子育ての指針を知ることができます。

日本の母親の経験則など偏った情報が多い中で、

科学的な根拠に基づいた情報を手軽に読むことができ、

こちらでも目からうろこがぽろぽろ。

ブログもされていますが、まとめて読める書籍がおすすめです。

産む前から母乳育児を目指している人は妊婦の時に読んでおくといいです。

産んだ直後は余裕がないし、

母乳育児は最初が肝心だと思ったので。

知識があるにこしたことはありません。

 

この2冊を読んで、授乳の仕方をかえました。

産院で指導された方法:左右の授乳を5分ずつを2往復

長時間だとお乳が傷ついてしまってはいけないから時間を決めて、

ということで、時計をみながら5分がきては子供の口に指を入れて離していました。

しかし本には、

『母乳は薄い味から始まってだんだん濃くなり、味の変化を感じ取って子供から口を離す』

というようなことが書いてありました。

時間をはからずに子供にまかせておけばいいのか

と気が楽になり、子供が満足するまでたっぷりあげるようにしました。

正しいくわえ方をしていれば、長時間でも乳首に負担はかからないようです。

 

3時間おきと決めず、頻回に授乳するようにしました。

母乳は消化がいいので子供が求めるだけあげても負担がありません。

ミルクを足さなくてもいいように、泣く前に授乳するようにしました。

 

体勢も色々かえてみました。

横抱き、脇抱き、縦抱き。

新生児の頃はこわくてできなかったのですが、

首がすわってきた頃に添い乳にチャレンジ。

起き上がらなくてもいいので、夜中の授乳が劇的に楽になりました。

 

母乳が出ているかどうか、目で見ることはできません。

足りているのかどうかもよくわかりませんでしたが、

わたしは、『おしっことうんちがちゃんと出ていればよし』としました。

わが家には体重計はなく、毎日の体重の増減は気にしませんでした。

子育て支援センターで身長体重をはかって相談にのってくれるサービスがあるので、

月に1度利用し、記録をつけました。

1日単位だと体重が増えることもあれば減ることもあります。

おおまかにみて増える傾向にあればよしとしました。

健診にいくと、先生方は平均体重でお話をされますが、

平均は平均。

粉ミルクオンリーの子もいれば母乳オンリーの子もいる。

成長の早い子もいれば遅い子もいる。

平均にあっている必要はないと思いました。

体重が増えない、あまりにも標準からかけ離れているとなったら考えればいいかと思いました。

 

徐々に粉ミルクを減らしていき、最終的に母乳のみでも問題なく成長していきました。

しばらくして粉ミルクを試しても飲まなくなりました。

ただそうなると、人にあずけることができなくなるので、

それは困るという方は混合がいいのかなと思います。

 

わたしの場合の母乳育児をご紹介しました。

最初はつらかった授乳ですが、だんだんと楽しく、幸せに思えるようになりました。

ひとりひとり事情はかわってくるので、

思い込みや一つの情報にとらわれずに

色々試してみるといいと思います。

自治体の子育て支援センターでも助産師さんや保健士さんが相談にのってくれるので、

ひとりで悩んでいる人は行ってみるといいですよ。

 

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